初めて会ったガイドさん
2011年 06月 18日
佐倉もっちです。
今回は、もっちのガイドさんについて書きます。
初めて、私が自分のガイドさんのビジュアルを見たのは、人生初のヘミシンクのワークショップででした。
講師さんの助けを借りて、ようやくガイドさんとの初対面を果たせたんですよ~~~。
嗚呼、も、ほんと、長かったです。
なにがって、2009年にヘミシンクを始めてから、ザッと二年が経過していましたからね。
その二年間、ほとんどヘミCDは本棚の奥の住人だったとはいえ……、とりあえず二年越しのガイドさんとの邂逅ですよ。
テンション上がる~!
姿を認識できた時は嬉しくてたまりませんでした!
まあ最初は半信半疑の状態だったんですが……。
ファーストコンタクト時のガイドさんのビジュアルは、ちょっと不安定でして、短い間に三回くらいパパパッと代わりました。
最初に知覚したのは、頭髪の薄い、メガネをかけた40代くらいの男性。
デニムに白トレーナーを着た、ちょっと小太りの人の良さそうなおじさんでした。
顔は、覚えられないくらい地味で特徴のないもので……。
正直、驚きました。
「えッ? ('o')……」ってかんじですよ。
だって、ガイドさんて、もっとこう、なんつーか……。
なんつーか……(ToT)。
そりゃあ、天使や大僧正みたいな煌びやかなもんが出てくるゾッ! なんていうような思い込みや夢は抱いてなかったけど、
だからって、その辺の大型電気店で暇つぶししてるようなオッサンが出てこなくてもいいじゃんかって思いました。
現実を正視したくないという心情をストレートに反映した私を知覚したオッサンは、
「あっ……」っていう顔をした瞬間、ドロンと消え去り、
何故か次に山口百恵似の女性が出現しました。
オッサン → 山口百恵 …………ですよ!
なにこの微妙なカンジ。どうしたらいいの私。
そんな私の心情が、これまた山口百恵似の女性に伝わったのでしょう。
なんだか初回はそのままフェードアウトされました。
ご挨拶もままなりませんでしたよ。
失礼なことをしたなぁと思ったのは、ガイドさんが消えてからですが……。
そんなこんなで、気を取り直してセカンドコンタクトです。
心のなかで「絶対に山口百恵さん以外の姿でお願いします」と願ってしまったせいか、
出てきたガイドさんは、ファイナルファンタジーやメガテンシリーズに出てきそうな雰囲気の、超イケメンCGキャラクターの姿で登場してくださいました。
このCG美形さん、全身シルバー基調のメタリックなアーマーに斧のような武器を手にした、バリバリの戦士タイプです。
体型は、細マッチョかな。
頭部はドラゴンヘッドのようなデザインの兜で覆われていて、その大きく開いた龍の開口部分から、二十代後半くらいの男性の顔がのぞいております。
白皙の肌に、蒼い瞳という組み合わせの顔の造作は、かなり端整ですが、一見すると冷徹です。
(ぶっちゃけ、アトラスから出ている「アバタールチューナー」というゲームの、ゲイルというキャラに顔は似ています。格好は違うけどね)
着込んでいる甲冑は、西洋騎士のそれとは異なり、どちらかといったら天野善孝デザイン風かなぁ……。
このガイドさんがババーンと出てきた時は、初回とは別の意味で激しく面食らいました。
オッサン、山口百恵ときて、ゲームキャラのようなCGイケメンですからね。
それでも、明確に知覚できた最初のガイドさんには変わりありません。
ご挨拶してから、お近づきのしるしにと、その時手に持っていたプレゼントを手渡したのですが……。
そのプレゼントの中身というのが、エヴァンゲリヲンに登場する美少女キャラクター綾波レイと、使徒である渚カヲルのプラグスーツ姿の精巧なフィギュアでした。
ガイドさんは、その珍妙なプレゼントに小さく頷き、無言で受け取ってくれました。
この時の私はといえば、爆笑したいのを必死で堪えておりました。
だって、CG美形ガイドに、エヴァのフィギュアを贈るというこのシチュエーション、絵面的におかしいでしょ。
ちなみにこのプレゼントは、ガイドさんに会う前に用意したものなんですが、中身は自分が意図して用意したものではありません。
自分でも、プレゼントの中身がなんでエヴァのフィギュアだったのか、正直、この時はまだ、その意味がわかりませんでした。
後になって気付いたのですが、ガイドさんにプレゼントしたフィギュアの渚カヲルというキャラクターは、ご存知の方はよく知っているかと思いますが、エヴァの作品中で「使徒」と呼ばれておりました。
この「使徒」は、何故か英語表記においては、メッセンジャーではなく「エンジェル」となっているんです。
エンジェルといば天使で、天使といえば、守護者です。
よく守護天使(ガーディアン・エンジェル)なんて言いますよね。
そして、この守護天使とは、ガイド(守護霊)とも置き換えられますよね。
つまり、ガイドにエヴァの使徒フィギュアを手渡した意味とは、私が見ているCG美形さんは、どんなにウソっぽい見かけでも、私のガイドであることには間違いないよっていうのを、かなり婉曲に表現していたんじゃないかと思うのです。
ちょっと苦しい解釈かな。
ところで、このCG美形ガイドに、なんでそんなゲームキャラみたいなビジュアルなのかと聞いてみたら、
「おまえの好みを反映したらこうなった」と、ストレートなお返事をいただきました。
ええ、私、バリバリのオタクなんで、そういう見た目は大歓迎です。
でも、それは、やっぱ、あれなのかなぁ……。
最初に私が山口百恵やオッサンを否定しちゃったから、ガイドさんとしても、
「もうじゃあCGでいいよ(´。` )」みたいになっちゃったのかも。
まあ、ガイドさんの姿は見る人によって千差万別らしく、リアルな人間系やらアニメ系やら、人外(タコやら猫やら木やらピンポン玉等々……)もいるので、CGでも一向にかまわないかなとは思います。
(宇宙人がついてる方もいらっしゃるそうですから)
自分が知覚しやすいビジュアルなのなら、なんでもOKなんでしょう。
ということで、次からは、このCG美形さんとの交流を書こうと思います。